失敗しないレンタルサーバ選び! CDNとは?
今回は、CDNについて書いていきます。
Webサイトは、DDoS攻撃やF5アタック(大量リクエストによるサーバーダウン攻撃)など、さまざまな脅威に晒されています。これらの攻撃対策のひとつとして有効なのが、**CDN(コンテンツデリバリーネットワーク)**の利用です。
CDNとは、世界各地に配置されたサーバーを経由してコンテンツを配信する仕組みのこと。これにより、ユーザーの近くのサーバーからデータを配信するため、アクセスが分散し、オリジンサーバー(元のWebサーバー)への負荷を軽減できます。
有名なところでは、Cloudflare、Akamai、AmazonのCloud Front等があります。
CDNは、一部無料のものもありますが、殆どが有料のサービスですし、設定もスキルが必要なものが多いです。
CDNを利用するメリット
• DDoS攻撃対策:不正な大量アクセスの影響を軽減
• 表示速度の向上:地理的に近いサーバーからコンテンツを配信し、ページ表示を高速化
• サーバー負荷軽減:アクセスが分散されるため、オリジンサーバーの負荷を削減
さくらのレンタルサーバーで無料利用できるCDN
さくらのレンタルサーバーでは、静的コンテンツを対象に条件付きで無料のCDN機能を提供しています。
ライト・スタンダードプランは100Gまで、プレミアムプランは300ギガまでCDNが利用可能です。
詳細は、さくらのレンタルサービスのホームページをご覧ください。
企業のホームページや、アクセスが集中しやすいECサイト・ブログなど、外部からの攻撃を受けやすいサイトでは、CDNを活用することで安定した運用が可能になります。
特にWEBサイトのコンテンツが静的コンテンツのみの場合、是非利用の検討することをお勧めします。
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