失敗しないレンタルサーバー選び! バックアップ機能の重要性
今回は、レンタルサーバーの バックアップ機能 について解説します。
WordPress は、PHPや本体、プラグインなどにさまざまなバージョンが存在し、頻繁にアップデートが行われます。
そして厄介なのは、バージョンアップによって使用しているテーマやプラグインが正常に動作しなくなることがある点です。
そのため、安定したサイト運営のためには、日頃から バックアップを取っておくこと が重要です。
1. バックアップの重要性:バックアップがないとどうなる?
バックアップがないと、最悪の場合、サイトが復旧できなくなることもあります。
例えば、次のようなトラブルが発生することがあります。
• WordPressのアップデート後、サイトが真っ白になった(テーマやプラグインの互換性問題)
• プラグインの更新後、管理画面にログインできなくなった(競合やバグ)
• 誤操作で大事なファイルやデータベースを削除してしまった
• サーバー障害やハッキングでデータが消失した
これらのトラブルが起こったとき、バックアップがあれば簡単に復元できますが、なければ最悪ゼロからやり直し ということも。
だからこそ、バックアップは「いざというときの保険」として必ず確保しておくべきです。
2. バックアップの方法
バックアップを行う方法は 手動 と サーバーのバックアップ機能を利用する方法 の2つがあります。
手動バックアップ
手動でバックアップを取る方法もありますが、管理の手間がかかるため、頻繁に行うのは現実的ではありません。
• FTPでファイルをダウンロード(テーマ、プラグイン、画像データなど)
• phpMyAdminでデータベースをエクスポート
• クラウドストレージ(Google Drive、Dropboxなど)に保存
レンタルサーバーのバックアップ機能
多くのレンタルサーバーでは、自動でバックアップを取得してくれる機能を提供しています。
バックアップの取得方法
• 自動バックアップの有効化(管理画面から設定)
• 手動バックアップ(必要なタイミングで手動保存)
バックアップの復元方法
• 管理画面からワンクリックで復元
• サポートに依頼して復元
• 手動でファイルをアップロードし、データベースをインポート
レンタルサーバーのバックアップ機能を活用すれば、手間なく安心してサイトを運営できます。
3. 各レンタルサーバーのバックアップ機能比較
バックアップ機能はレンタルサーバーごとに異なります。
以下に代表的なサーバーのバックアップ機能を比較しました。
サーバー名 | バックアップの取得間隔 | 復元費用 | 保存期間 | バックアップ対象 |
---|---|---|---|---|
Xserver | 毎日 | 無料 | 14日 | Web・メール・DB |
ConoHa WING | 毎日 | 無料(自分で復元可能) | 14日 | Web・メール・DB |
mixhost | 毎日 | 無料 | 30日 | Web・メール・DB |
ロリポップ | 1日1回 | 11,000円 | 7日 | Web・メール・DB |
💡 Xserver や mixhost などは無料で復元できる のに対し、ロリポップは復元に11,000円かかる など、レンタルサーバーによって対応が大きく異なります。
バックアップ機能も考慮してサーバーを選ぶことが重要 です。
まとめ
• バックアップがないと、サイトの復旧が困難になることがある
• 手動バックアップは可能だが、手間がかかるため、サーバーの自動バックアップ機能を活用するのが便利
• レンタルサーバーによってバックアップの取得間隔や復元費用が異なるため、比較して選ぶことが大事
特に、無料で自動バックアップを取ってくれるサーバーを選ぶと、より安心してサイト運営ができる ので、慎重に選びましょう。
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