失敗しないレンタルサーバー選び! CPUの見方考え方
レンタルサーバを借りる場合、のCPUの見方考え方について書いてみます。
1.CPUとは
まずCPUの役割ですが、サーバが受付た処理を実行するところです。
2.CPUのコア数とは
CPUは、コア数という単位で記載されいますが、これは、簡単にいうと、6並列で実行できるという意味です。
conohaさんの場合
vCPUは6コア
但し書きで「※2 メモリ・vCPUコア数は目安値です。共用サーバーの混雑度が低い場合、最大値までご利用いただけます」とあります。
これは、最低限6並列でいけます。大元のCPUに空きがあれば、もっと並列度をあげることも可能です(最大値は不明です。)。ということになります。
xserverさんの場合
vCPUは、256コア vCPUリソース保証は、6コアとあります。
これは、最低限6並列でいけます。大元のCPUに空きがあれば、最大256並列度をあげることも可能です。ということになります。
CPUのコア数でわかること
CPUのコア数だけで何がわかるの?と思われる方もいらっしゃる方もいるかもしれません。
各レンタルサービス内のプラン毎のCPUの実行力がわかります。
conohaさんだと、ベーシック6コア スタンダード8コア、プロ10コアですので、
スタンダードは、ベーシックの1.2倍、プロは、1.8倍くらいの処理速度が期待できるということが分かります。
異なるレンタルサーバサービス間でCPUコア数情報は役に立つのか?
では、異なるレンタルサーバサービス間ではどうか?ですが、残念ながら難しいです。
例えば、AとBというレンタルサーバサービスがあったとします。
Aの処理速度が、Bの処理速度の2倍であれば、ある処理をBが6コア利用したとしても、Aは3コアで十分です。
ので、CPUのそのものの性能が違えば、必要となるコア数も変わります。
現状、xserverさん以外で、なんのCPUを使っているかの情報を出しているところはありません。
xserverさんは、第4世代「AMD EPYCTM」を採用されています。
ので、レンタルサーバサービス間の比較にCPUの情報は利用できません。
CPUの能力は、CPUだけでは決まらないという話
ちなみにですが、CPUの処理能力は、CPU自体で決まるわけでもありません。
CPUの処理時間は、自身の処理時間 + 記憶からデータ取り出す時間 で決まります。
つまり、メモリや、ディスク(HD,SDDなど)からデータを取り出す時間も重要です。
外付けディスクは、HD < SATA接続のSDD < NVMe接続のSDD の順で早くなります。
ディスク装置の処理速度が速くなれば、CPUの処理も速くなるということは頭の片隅に置いてもらえると良いかと思います。
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